部下の能力に見合った仕事を任せる、っていうことも権限委譲する上で、とても大切なことのようです。
確かに、部下の能力に見合っていない仕事を任せてしまうと、仕事が片付かなかったり、また逆に、部下の能力が伸ばせなかったりっていうこともおこりますよね。
とはいえ、そのためには、部下のひとりひとりの能力が、どれだけあるのかということをきっちり把握しておく必要があります。
企業研修請負会社フランクリン・コヴィーの副会長、スティーブン・コ ヴィーの話によると、「部下ひとりひとりについて、最も得意でやりたがっていることは何かを把握しておく。」ことも大事なのだそうです。
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[3]部下の能力に見合った仕事を任せよ
「部下が自分の能力を伸ばせるようなかたちで任せることだ」と、ザ・プライス・グループの経営コンサルタント、ベット・プライスはアドバイスする。
「ミスは成長のチャンス。あなたがなぜ、ある種の仕事を彼らに戻すのかを部下が理解できるよう、各人の能力についての自分の評価を説明しよう」。
コヴィーは、部下が最も情熱を傾けることは何かを把握したうえで、仕事を任せることがいかに大切かを力説する。
「直属の部下ひとりひとりについて、最も得意でやりたがっていることは何かを把握してほしい。それから、彼らの特異な才能や情熱を仕事のニーズとうまく組み合わせてほしい。情熱を持っている部下は監督する必要がない。彼らは問題に対する独創的な解決策を自力で生み出すはずだ」。
presidentより引用
http://www.president.co.jp/pre/20040830/005.html
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